昨今、仕舞っておいたらバックの中が、ベタベタになってしまったというトラブルをよく耳にします。
原因は、内張に使われている合成皮革が溶解したことによるベタつきです。
合成皮革は、ソフトレザーのような柔らかさがあり加工しやすい反面、2〜3年でベタくきやヒビ割れたりを起こす欠点があります。
このことを『加水分解』と言います。
一度、加水分解を起こすと復元できません。 今回は、内側の合成皮革を全て剥がし、ラム革を貼り直しました。